・・・・・ UZAWA’s ROOM へようこそ!
宝石箱をひっくり返したような満天の星。
わたしは、夜空を見上げるのが好きです。
50億光年も彼方から届く星の光は、50億年前の光です。
自分の体が宙に舞い上がるような恍惚、心細さ、不思議を感じます。
わたしは、それから、家に戻って、地球儀を眺めます。
宇宙から見れば、芥子粒のように小さな、頼りない、地球。
漆黒の闇にふんわり浮かんだ、小さな球体に棲む、私たち。
150億年前、有もなく、無も無い、時間も、空間も無い世界に、
小さな揺らぎから起こった大爆発、ビッグバンが生んだ今の宇宙。
そして、45億年前に生まれた地球に、今、私たちは住んでいます。
5百千萬億劫年の「過去」と、永遠の「未来」の間の3万日だけ、
存在する事を許された、私たちの生きる意味とは何か?
ゴーギャンの「私達はどこから来たのか、私達は何者か、私達はどこへ行くのか」
それは、まさに、私たちが生きて在る限り、正対して問うべき、答のない問です。
「花は永遠の死のために、ただ一度だけ咲く」
「たった一輪の花のために、世界は存在する」
どちらも、うつくしく、生命と世界を、解釈する言葉です。
どちらの解釈を選ぶにしろ、生ある限り、わたしたちは生きてゆきます。
私達は、「株式会社ユーリンク」と言う舞台の上で働き、冒険を続けます。